約 2,802,459 件
https://w.atwiki.jp/dtmoedenpa/pages/45.html
【Happy birthday!】 ~ あなたが生まれた日に ~ 歌詞:虚構の真実 ◆Ks/PopOhaQ 対応曲:36氏製作type4 A 星降る夜 扉を開けて あなたはきっと 鐘の音(ね)を聞いた A 勇気を出して 夢から覚めて あなたは泣いた そよ風のように B You believe your destiny. 選ばれた世界に 目を向けて B’ Angels ring a bell. あなたが生まれた 記念日 C Happy birthday! 涙の向こうに 幸せが 待っている C’ Happy birthday! 新たな歴史に 踏み出した 旅人 あなたなら 大丈夫 A これから来る 出逢いの中で 桜が咲いて 愛の旅に出る A 白い花を あなたにあげる その笑顔で 幸せに染めて B You will keep your peace of mind. ゆりかごは心に いつもある B’ Angels ring a bell. あなたが生まれた 記念日 C Happy birthday! 愛する気持ちを 少しずつ 始めよう C’ Happy birthday! あなたは優しく 幸せな 旅人 大切な 宝物 C Happy birthday! 心から伝えたい 喜びを ありがとう C’ Happy birthday! 出逢いを重ねて 幸せを 咲かせよう 始まりの 物語
https://w.atwiki.jp/sol-bibliomaniax/pages/372.html
【Happy birthday 夜巌様】 八月、夜。 「そういえば」 ちゃっかり牙裂紅の部屋に上がりこんでいた伊紗が思い出したように口を開いた。 「はい?」 「もう過ぎちゃったけど、7/20は北王さんの誕生日だったと思うけど。」 「北王さんって夜巌さんですよね!?」 「貴方の事だから祝ったのかしら?」 「お、お祝いできてないです…。お誕生日のこと今知りました…。」 「あら。そうなの?」 「お姉、教えてくれてありがとうございます。お届けもの…頼んでもいいですか??」 「いいけど、明日取りにくるからそれまでに作っておきなさいね。」 「はい…がんばります。」 「じゃあね。ばいばーい」 あぁ…7月のお誕生日の人…ことごとくお祝いが遅れちゃってるなぁ……。 確かに色々遅れすぎている牙裂紅。 牙裂紅は一人台所に立つと材料を並べ、はかりを用意しと、和菓子作りの準備をはじめた。 「♪~」 何か作業している時の牙裂紅はいつもとても楽しそうにしている。 7月20日の誕生花はなんでしたっけ…?えぇっと…?? 「あれー……忘れちゃった…図鑑ってあったかな…?」 図鑑を棚から探してぺらぺらとめくり、黄色い付箋が貼られた7月のところを探して、これもまた一人で納得する。 あぁ、そうそう!とるこ桔梗でした。は、花言葉が優美だけど…いいか。あの方は優美って言っても大丈夫だ…。 「よぉーし。あとはこれを、これみたいに似せて形作っていくだけ…。む、難しい…」 あっ、紫作らなくちゃだ… そんなこんなしていて、無事に出来上がった和菓子は、いつものように小さな木箱に詰められて、ラッピング。 「うー…ん…眠い…。」 珍しく奮闘していたため、眠い。 伊紗が扉を叩く音が聞こえ、慌てて扉を開けた牙裂紅の所為で、伊紗は顔面を強打した。 「…痛い…。」 「わ、ご、ごめんなさいっ!!」 「……。配達物は?」 「これです。」 「はいはい」 木箱とついでに伝言も頼むと牙裂紅は店へと走っていった。 「まだ4時だというのに、そんなに早くからやっているところなのかしら…?」 ------不夜城周辺 「はい。お届けもの。」 「アりがトウございマス」 「地下の巫牙裂紅からあなたに、 『お誕生日おめでとうございます!大分遅れてしまいましたが、お誕生日のお祝いです。大したもの作れなくてすみません…。美味しくなかったら捨てて頂いて結構ですので!遅れてすみません、ハッピーバースデイです!』って伝言つき。」 声と調子をまったく一緒にして、伝言を伝える。 「……あぁー…。ソウですネ。」 苦笑しながら受け取る夜巌。長身な彼が身をかがめて木箱を取ると伊紗は軽く会釈をして、 「それじゃあ、渡したから。帰るわ。ばいばい」 と言ってさっさと帰ってしまった。 「さて…。巫牙裂紅とハ…誰でしョウか…」 夜巌には会った事も無いローランカーである。名前だけで知っていると言う事はないようだった。 「なに突っ立てるんですか、仕事してくださいよ。」 眉間にしわを寄せた霧戒が夜巌に言う。 「あぁ。そうデス、牙裂紅とイウ人を知っていマスか?」 「えぇ、前に一度お見えになりましたが。どうかしましたか?」 「ソウですか…。」 知らナイ人に祝われるトハ。ナんトモ不思議な感覚デスネ…。 「如何したんですか急に。」 「イえ。何でも。」 ◆◇◆◇◆ 大分遅れましたが 夜巌さんにお誕生日のお祝いです。 すごい…祝ってる感じがしなくてすみません;; 霧戒さんには会っているけど、夜巌さんには会っていない牙裂紅…。 来年はもっとしっかりしたの書けるように頑張ります! それでは、改めて、おくれましたが; お誕生日おめでとうございました! ※目を使ったあとは、目を休めるか目薬を!
https://w.atwiki.jp/sinsougou/pages/658.html
真夜中のHappy Biethday 律子「これは……あぁもう! この手帳もずいぶんボロボロになっちゃったわね。シン、こっちの 書類の修正お願いできない? 今ちょっと手が離せなくて」 シン「あ、はい。えーっと……」 ――カタカタカタ…… 律子「おおー、相変わらず早いわね」 シン「昔とったなんとやら……でしたっけ? まぁそんなわけです」 律子「昔?」 シン「(マズっ!)あ! ほ、他に直しがいるものとかありますか? もうすぐこれ終わるんで」 律子「んー……特にはないけど、それじゃこれのチェックお願いできない? 一応の最終確認って ことで」 シン「わかりました。ってこれ今日のイベントの?」 律子「そ、私のバースデイライブの会計レポート」 シン「なんかこうして数字で見ると生々しいというか……」 律子「そういう仕事よ。まぁ、私も正直複雑な気分にはなるけど」 シン「まぁ普通はアイドルが自分のライブを最後まで面倒見るなんてしないでしょうし」 律子「最近忙しかったとはいえ、小鳥さんがあんなコトになっちゃったからねぇ……」 ――ゴ○スが! ゴラ○がもうすぐ地球にっ! 早く南極に世界中から集めたロケットを設置して 地球を動かさないとっ!! シン「……目から光が消えてましたよね」 律子「あそこまでテンパった小鳥さんは初めて見たわ。おかげでシンにも予定に入ってなかった 仕事させちゃうし」 シン「俺は別にいいですよ。それより律子さんが今日誕生日なのにこんな時間まで仕事って いうのは……」 律子「あー、いいのいいの。そういうのは昼間で終わり。この年になると誕生日を祝ってもらうって いうのもちょっと照れくさいしね。いろいろ準備してたっていうみんなには悪いけど」 シン「そうですか……ところで、そろそろ甘いものが欲しくないですか?」 律子「え? う~ん、そうねぇ……確かにそろそろ栄養ドリンクだけっていうのもキツくなってきたわ」 シン「それならよかった。はい、これ差し入れです」 律子「えっ!? これって、ケーキじゃない!」 シン「春香の自信作らしいです。あとこれはみんなから預かったメッセージカード。それとこれ、 たいしたものじゃないですけど俺からってことで。誕生日おめでとうございます」 律子「ど、どういうこと!?」 シン「みんなから頼まれたんですよ。パーティーが中止になったから変わりに渡してほしいって」 律子「……ひょっとして、そのためにこんな時間まで私に付き合ったわけ?」 シン「いえ、あくまで仕事のついでです」 律子「…………」 シン(って言えってあずささんに言われたけど、本当にこれで大丈夫なのか……?) 律子「……ふふっ、仕事のついでじゃ仕方ないわよね~」 シン「律子さん?」 律子「それじゃ、ちょっと休憩にしますか。ほらほら、せっかくケーキがあるんだから乾杯するわよシン」 シン「……栄養ドリンクでですか?」 律子「こういうのは気持ちの問題よ。ほ~ら、早くする!」 シン「わかりましたよ……嬉しそうですね律子さん」 律子「照れくさいけど嬉しいものは嬉しいのよ。はい、かんぱーい!」 日付が変わろうとしていた頃、ささやかな誕生パーティーが始まった。 ―-翌日 律子「さぁて、今日も一日頑張りますか!」 シン「……元気ですね律子さん。昨日は深夜の三時くらいまで作業したのに」 律子「あれくらいの残業でへこたれてなんかいられるわけないでしょ。だらしないぞマネージャー殿」 シン「なんてタフな……」 小鳥「律子さんは兼任してるだけあって体力は凄いから」 シン「小鳥さん、おはようございます。もう大丈夫なんですか?」 小鳥「えぇ、ギリギリのところで地球は救われたわ」 シン「……それはよかったですね」 ――ガチャリ。 春香「おはようございまーすっ!」 美希「あ、シンに律子。おはようなの!」 律子「り つ こ ?」 美希「あっ……ご、ごめんなさいなの! 律子、さん」 律子「よろしい。目上の人への礼儀を忘れないようにね。それと春香、差し入れありがとう。 おいしかったわよ」 春香「あ、ホントですか!? 喜んでもらえたならなによりです!」 律子「美希もメッセージカードありがとう。おかげで元気が出たわ」 美希「うん! 律子……さんが元気になったならミキもうれしいな」 律子「ま、ひとつ年を重ねたくらいで何がどうなるわけでもないけどね。さ、二人とも今日のレッスン は私がチェックするわよ。元気になった分ビシビシやっていくからね」 春香「うわ~……なんか嬉しいような嬉しくないような」 美希「ヤブヘビ、だっけ? うう~、厳しいのはヤ!」 律子「文句はそこまで! 春香はボイス、美希はダンス中心でいくわよ。本気でいくから覚悟なさい」 二人『イヤーーーーーー!!』 シン「……生き生きしてるなぁ」 小鳥「そうねぇ、誕生日は昨日だったのに。それとも昨日……」 シン「昨日? 誕生日以外なんかありましたっけ?」 小鳥「……。まぁシン君じゃあねぇ」 シン「は?」 律子「はいはい、二人とも静かにしなさい。それじゃ今日の日程は決まりね!」 そう言いながら律子は、貰ったばかりの真新しい手帳にチェックを入れた。 ――パーフェクトコミニュケーション Happy Birthday~亜美真美編~へ戻る Happy Birthday~あずさ編~へ進む 目次へ
https://w.atwiki.jp/sol-bibliomaniax/pages/356.html
【Happy birthday 長島先生】 「今年も来たか…この日が・・・・悪い思いでしかねえよなんなんだよ。」 煙草に火をつけながら独り言を呟く【ジャッジメントペイン(審判の痛み)】のアルテ・長島。とそんな時聞きなれた二つの声が耳に入る。 「長島み―――っけ!」 「ホントだ――」 「……はぁ」 ため息をつきゆっくりと振り向いた先には【ドミニオントリック(支配権奇術)】の姫宮沁と、【ドミニオンロジック(支配権論理)】の姫宮成実の二人組みが満面の笑みで駆け寄ってくるところだった。 「今年も祝いに来てやったぜー!」 「うれしいでしょ~?」 確かに嬉しいといえば嬉しいが、が、だがしかし、 「今回はロシアンルーレットとか、魂生誕祭でチェーンソー(お前)VSとかじゃないだろうな…」 「なんだよ長島ー俺らがいつそんなひどい事したんだよぉ」 「そうだよー でも今年は違うんだよ~今年はねぇ」 と、なにやらポケットに手を突っ込んで引っ張り出したのは・・・ 四角い薄茶色のもの 「じゃっじゃーーん!」 「・・・・きゃらめる?」 「そう、キャラメル!食え食え俺らのおごりだぞ!」 無邪気で楽しそうな二人の顔を交互に見た後、特になんら変わらないキャラメルのようだと判断した長島はキャラメルを一つ口に含んだ。 ――――そして あまりの不味さに吐きそうになり手で口を覆った。 「マッズ!?いや、はぁ!?」 「にゃははは♪」 「あははは」 苦闘の末ようやく飲み込む事に成功した長島は今も尚口の中の異様な味が残っているような感じのまま二人を見る。キャラメルをわたした二人は先ほどよりもより楽しそうに笑っている。 「それ、ジンギスカンキャラメルって言うんだぁ~」 「羊肉っぽい味した?」 興味津々で聞いてくるということは、試食はしていないのだろう。 「肉っぽい味もしねェしキャラメルっぽい味もしねェ」 「「へー」」 「お前らも食ってみてから渡せよ」 「嫌だよ、まずいって書いてあんのに食うわけねーじゃん」 「ねーっ」 そんなものを祝いの対象者に渡すなよ。と半ば呆れ顔で言ってやれば二人は楽しく祝えればいいんだと言って笑っていた。 「そうだ」 「あ?」 しばらくキャラメルの食わせあいをしていたが、突然思い出したかのように沁が口を開いた。 「これ届けてくれって、牙裂紅って子から伊紗、ドナー、俺経由で。」 と、小さな木箱を渡してきた。誰だよ牙裂紅って 「まぁ、誕生日プレゼントくれるってんだからもらっとけよ」 「そうだよ~、絶対普通のだよ?」 「普通なら・・・・まぁ…貰うが…爆発したりしないだろうな?」 「「さぁ?」」 「は?」 「いやー俺ら中身は見てないからな~」 「見てない見てない」 「こうして持ってても爆発してないんだから、大丈夫だろ」 なるほど、それはそうか。 「開けてみてよ~」 「そうだそうだ開けてみろよー」 二人にねだられ木箱を開けると、中には花を模した和菓子らしきものが入っていた。 「あ、翁草だ~」 「えーっと、花言葉は…『何も求めない』だってさ。にゃはははは♪」 さっきのキャラメルの味が残っているからか余計に警戒してしまう長島。なかなか手を付けられずにいると二人が花びらをつまみ食いしていた。 「あまーい」 「うめぇ、ほら長島。普通の菓子だぜ?」 「・・・じゃあ」 そうしてやっと彼も手をつけるのだった。 ◆◇◆◇◆ 長島先生、お誕生日おめでとうございます。 一度もお話したことはありませんが…遡羅さんのブログにお誕生日が載っていたので。 お噂によく聞いているのでお祝いをしないといけないなと思いました! 本当におめでとうございます!
https://w.atwiki.jp/sol-bibliomaniax/pages/360.html
【Happy birthday 勇太郎様】 「あ、お姉」 「あら、牙裂紅?」 「こんにちは。」 「はい こんにちは」 「じつは…お願いがあるんですけど…――」 今日は2月の17日です。 「はい、そんなわけだから。受け取ってあげてくれるかしら?」 「………は・・・?」 「本人を連れてきても良いのだけど。」 にこりと微笑んで木箱を渡す伊紗に押され、流れが読めていないままにとりあえず受け取る勇太郎。行き成り『そんな訳だから』といわれてもどんな訳だとなるのは当たり前なのだが…、そんなことはお構いなしだとでも言うように話を続けられる。 「で。あの子が迷子になっていなければ、ちゃんとここに来ることになってるから、怒らないでね?」 「はぁ…??」 「じゃあ、私はちゃんとお仕事したから。帰ります。」 ***** しばらくして、謎を解決しようと悪戦苦闘していた勇太郎はいい加減飽きてきたのか何処か座れる場所を探して腰をすえた。 ふぅっと三回目の短い溜息を吐いたところですぐ横から声を掛けられた。 「あの、蔡麻さんでいらっしゃいますか?」 毎朝全力でこの地下を走っているという噂の子の容姿と似ている気がするが…はて、誰だっただろうか。っていうかコイツは伊紗なんじゃないか? 「お前…伊紗だろ?なんでそんな面倒くさいことしてんだよ」 「え?あぁ…えぇっと…私は巫牙裂紅と申します。伊紗さんの妹です」 「妹だぁ?はぁんそうか、わかったぞ。これはサプライズだろ、正解だよな?」 ひとり納得と首を縦にふっている勇太郎に申し訳なさ気な声が掛かる。 「あの・・・。本物の妹です一応。双子なんです」 「双子か!そうか!だから似てたんだな!俺ぁてっきり伊紗が急に髪のばして服も着替えて戻ってきたのかと思ったぜ」 それからしばらくの間話していたが、牙裂紅が思い出したかのように声を上げて小さな木箱を差し出した。 「今日がお誕生日ということだったので。美味しくないかもしれませんが…差し支えなければ受け取ってください。」 「お、食い物?サンキューな!」 「これを渡すことが目的だったのでこれにて失礼致します。蔡麻さんに会えてよかったです!お誕生日おめでとうございます!」 そういうといそいそと走っていってしまい、後には木箱を持って座っている勇太郎が残った。 「さて、かえっかなぁ」 腰を上げて帰り道を歩く。その途中にふと木箱の中身が気になって、その辺に座り込むと包みを開いてみた。 中には青いリウココリネを模した和菓子が入っていた。花言葉は暖かい心だそうだ。 ちょうどお腹も空いてきたと、それを口に入れる。意外と甘ったるくない味で食べやすい。 「こんなの伊紗には作れないよな。やっぱアイツは妹なのかぁ」 どうやらずっと考えていたらしい勇太郎。その考えの答えがでるのはいつになるのだろうか…。 ◆◇◆◇◆ いつも楽しいお話で楽しませて(?)いただいているユタロさんにお誕生日お祝いです。 勇太郎さんのキャラクターがよくわかっていなくてこのような結果になってしまいました…。(噂どおり難しかったので、話し方がとっても変わってしまいました。すみません…) 大分遅れてしまいましたが、改めて お誕生日おめでとうございました!
https://w.atwiki.jp/azalea/pages/185.html
――汝、フレデリック・ジェードを、ダーレスブルグ公国騎士の位に任ずる―― 「お疲れさまでした、兄さん」 翠の瞳をした美しい少女は、そう言って、ふわりと僕の腕に抱きついた。――世界一可愛い僕の妹、エレノア。 「ありがとう。とりあえず、一段落ってところかな」 本当は騎士位より、もっと上の位……などと言うのは不遜だろうか。これからも、それを求めていくつもりではあるけど。 「ごめん、エレ。これから、不自由もさせることになると思う」 「いいえ」 エレが首を振る。 「兄さんの望む通りに……兄さんの妹で居られるなら、私にとって、それ以上の幸せはないから」 そう言って、エレは華やかに微笑んだ。 エレの、こんな満面の笑顔を見たのは久しぶりかもしれない。 それを彼女にもたらしたのが僕だと思えば、誇りに胸が熱くなる。きっと、ずっと彼女を悲しませていたのも同じ僕なんだけど。 騎士になっただけで安心してはいられない。この世界で、彼女を守れるのは僕だけなんだから。……今となっては、本当に。 母さんは、ずっと、父さんがどこにいるか知っていたんだと思う。 父さんは……少なくとも、間に合わなかった。 僕はエレを手放さないために、ジェードの家だけは辛くも残した。爵位は取り戻せていないし、色々な面で伯父様に頼るしかないのも変わらないけど、エレに『ベリル伯爵の養女』でも『ただの平民の娘』でもなく、『騎士フレデリックの妹』という立場だけは作ってあげることができた。でも、母さんは伯爵の妹。ベリル家の人間だ。僕には、そこまで手は届かなかった。 でも、僕にとってエレが何よりも大事であるように、父さんにとっては母さんが一番大事で、母さんにとっても父さんが一番大事なんだろう。 だから、二人は消えた。 いなくなった母さんの部屋に、置き手紙が残されていた。「落ち着いたら子供たちには居場所を伝えます」「お兄様、申し訳ありません。今まで有難うございました」 伯父様は怒りもしなかった。呆れ切っているのか、それとも、伯父様にも始めからわかっていたのかもしれない。 僕はまだ、両親のことについて、心の整理をつけることができていない。 「いつか、伯父様にご恩を返すことができるかしら」 「高名な冒険者が身内にいるだけで、助かるとは言ってくれたけど……。できれば、違う形で、何かできたらいいね」 「兄さんの力が必要になるようなことって、起こらないほうがいいものね」 「あはは、その通り」 いつの間にか、僕の仕事はたいてい『おおごと』になるようになっている。大きな災厄から誰かを守れることを誇らしくも思うが、責任の重さも感じるようになった。 「本当は、兄さんがどこにも行かずに、私の側にいてくれるのが一番いいと、思っていたけれど……」 エレが顔を伏せる。……そう、誰かを守るためにこの身を投げ打とうとすればするほど、僕はエレを不安にさせ、寂しがらせることになる。 僕が自分から背負った責務を、エレにも半分背負わせてしまっている。 「でもね、兄さん」 エレが顔を上げ、僕の目を覗き込んだ。 「私、離れている間も、ずっと兄さんのことを考えている。そうして、気付いたの。兄さんは、いつも私の側に居るんだって。――兄さんはこの国を守ってくれているんでしょう? この国も、他の国の色々な人たちも、兄さんが守ってくれているんでしょう? だから私はこうして、ずっと兄さんのことを想って、それだけで生きていられるの。兄さんがどこに居ても」 エレの翡翠の瞳に、僕の翡翠の瞳が映る。 「私にとって、世界は兄さんなの。だから、寂しくても、大丈夫」 エレの言葉は、呪文のように僕の心に響く。 「エレ……。僕は、英雄になってもいいのかな」 「兄さんは、私の英雄よ。ずっと前から、生まれたときから」 ――ああ、彼女のためになら何にでもなれる。騎士にでも、貴族にでも、英雄にでも。 「……そうだ、エレ。大事なことを忘れてた」 僕はその場に片足をついて跪くと、彼女の手を取って、その手の甲にキスをした。 「マイ・レディ……誕生日、おめでとう」 『Happy Birthday』 End.
https://w.atwiki.jp/iwannabethewiki/pages/4527.html
製作者 lvyuki DL先↓ http //www.mediafire.com/file/o2ncaap05kjucam/I_wanna_happy_birthday_to_a17.zip
https://w.atwiki.jp/sol-bibliomaniax/pages/371.html
【Happy birthday 早良様】 「はーぁ…」 「どうしたんだ、弟子がそんなに大きなため息をつくものじゃないよ。」 「あ、すみません…」 今日でもう8月突入だ。 牙裂紅がため息をつく理由は、【ジャック・ザ・リバー(闊歩する自由)】崇道院早良の誕生日を後々聞かされて、祝えなかった事だろう。それがいまだに尾をひいているというわけだ。 師匠である桐ケ谷桜花から聞かされてから、牙裂紅は崇道院早良と言う人の鼻が異常に良いことをしって、なんとかして無臭の何かを作ろうとずっと研究していたのだ。 ……その所為で月の半ばになったのだが…。 「やっと無臭の和菓子研究して作ったのに…。」 「その『無臭』も崇道院さんからしたら、無臭じゃないかもしれないけどね。」 「そ、そうですけど…、せっかくお誕生日だったのに何も祝わないなんて悲しいですよ」 「…。何か言うのはいいけど、手は動かして。」 「あっ、はい、すみませんっ」 日が暮れて、店も閉店になる頃合で、牙裂紅が桐ケ谷に提案を持ちかけた。 「あの、師匠?」 「何」 「今日、早めにお店たたみませんか?」 「……。そうだね、今日は御客様もこないみたいだし。仕事が片付いたら閉めようか。」 「あ、ありがとうございます!!」 「弟子の仕事が終らないようじゃ、閉めようにも閉められないけどね。」 「うわっ、すぐ終らせますっ!!」 そんなわけで、『葉桜』も店仕舞。 牙裂紅は小さな木箱をもって、地下で早良を探し回った。 「ち、地下に崇道院さんって、いっらしゃるのかな……?」 探し回った結果…いっこうに早良が見つからなく、ため息を漏らす牙裂紅。 やっぱり上の方行かないといけないのかなーなんて思っていたとき、不意に後ろから聞いた事のない声がかけられた。 「呼びましたぁ?」 「ひぃっ!?」 驚きのあまり、今時聞かないような声をあげてしまった牙裂紅。 声をかけた人物――崇道院早良――は今時聞かないような声に笑っている。 「ひぃって…!ひぃって…!!あははは」 「す、崇道院さんっ!?…ですよね?」 間違っていたら不味いので一応確認してみる。 「そうだよ?」 あぁ…、呼べばくるみたいな…!?凄いなぁ…崇道院さん…。本物だぁ… 「?」 「あっ、す、すみません…。えと、私アンダーヤードの巫牙裂紅と申します。」 「あ、どうもご丁寧に。崇道院早良です。」 何だこの会話は、と地下の者でなくても思いそうな、不思議ななんともいえない雰囲気が漂っている。早良は267位でトップランカー、牙裂紅は407位と極普通のローランカーだ。珍しい組み合わせとも、とりようによっては取れるだろう。 な、なにやってるんだ私はっ!お誕生日のお祝いをしないとなのに! 「えぇっと…、あの…」 そこまで言うと急に口篭もってしまう。一ヶ月くらい過ぎたのだ、言い出し辛い。 ほら言わないとっ!いつまでたってもお祝いできないんだからっ!! 牙裂紅は自分に言い聞かせて再度口を開いた。 「一ヶ月くらい前が崇道院さんのお誕生日と聞いていて、そのお祝いがしたかったんです!」 正直言っていることはごちゃごちゃで意味がわかりにくい。 が、早良は理解してくれたようで、解らないという顔はしていない。 「それで、これ…なんですけど…。」 と小さめの木箱を渡して、続ける。 「あぁ、ありがとねぃ」 「鼻がすっごく良いって聞いたので、一応無臭に近づけたつもりなんですけど…食べにくかったら捨ててくださって結構ですからね?」 妙な注意だと思う。が、これは牙裂紅の本心だ。 牙裂紅は嘘がつけない。というかついてもすぐばれるのでもうついていない。というか、馬鹿正直と言うか…。とにかく本心だ。 「?んー…ありがとねぃ?有難くもらっておくよ」 「あ、ありがとうございます!!本当に、本当に!美味しくなかったら残して下さいね?!お腹壊しちゃいますから!」 「え?あぁ、うん。」 「お誕生日のお祝いなのに、大分遅れてしまって…すみませんでした…。おめでとうございました…!」 牙裂紅は、それでは失礼いたしますと頭を深深と下げて、自分の家とは逆方向に走り出した後、慌てて戻っていった。 早良のもらった小さめの木箱の中身は、花魁草という花(?)を模した和菓子で、 和菓子特有の匂いはそれほどしない。 研究の成果だが…。 「うーん…やっぱりちょっと…」 と苦笑を浮かべる早良。 彼にとってはそれでも匂いがあるようだった。 早良はせっかくもらったのだしと一応は、食べきった…。らしい。 そして、あの木箱は二重になっていて、大き目の蓋の奥に小さな天狗と犬が合わさったような、そんな小さな手編みと思われる人形(?)が入っていた。 その人形の縫い目の所々にほんのり赤が混じっていたことは…気にしない事にしたんだとか…。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 1ヶ月遅れの早良さんへのお誕生日お祝いでした…。 すみません!ずっと書き終わらなくてっっ!! そして早良さんのキャラクターもいまだつかめてません…。難しいです…。 鼻が凄くいいって聞いてこれしか浮かばなかったのが悲しいです…; もっとちゃんとしたお祝いしないといけないのに…; ぐだぐだで日本語が可笑しい文を許してください… それでは改めて、遅れてしまいましたが…。 お誕生日おめでとうございました!! 早良さんにとって良い一年が訪れますように…! ※目を使ったあとは、目を休めるか、目薬を差すかしてくださいね
https://w.atwiki.jp/sol-bibliomaniax/pages/346.html
【Happy birthday 沙鳥様】 「以上で会議を終わります。 解散」 解散の合図と共に、どよどよと出席していた人が席を離れる。 「こ、光月さん!」 巫牙裂紅もどよどよと流れ出る人に巻き込まれながらも序列65位、【アトローチェドルチェッツァ(私の愛しい人)】の光月藤司朗を見つけ、ちょっとした頼みごとをお願いしようと意を決して声をかける。 「どうしたの?巫さん。」 振り向きざまににっこりと微笑まれ、こんな私にまで…?凄い方だなぁ…と思いつつ、『ちょっとした頼みごと』を話し出す。 「あの…、これを あしゃっ…すみません、朝霧さんに渡していただけないでしょうか…?」 緊張のあまり肝心な名前のところで噛んでしまったが、一応は伝わったようだ。 「沙鳥に?プレゼント?」 「はい、本当は直接お逢いしたいのですが…恐れ多くて。」 あからさまにがっくりとしている牙裂紅を眺めながら一息ついて『わかった預かるよ』と返答し、小さめな箱を預かる藤司朗。 「それと…、朝霧さんに『いらなかったら捨ててくれても構わない』とも…伝えておいてください…。お願い致します、それではっ」 彼女はそれだけ告げると、あわあわとしながら走っていってしまった。 ***** 「あ、お帰り皆!」 自由に飛び回る彼女は序列15位の【ゴッドアイドル(神の偶像)】、朝霧沙鳥だ。 彼女の周りにはすでにたくさんのプレゼントが並んでいて、これが総て誕生日のプレゼントだと考えると、彼女がどれだけ好かれているのかがわかるようだ。 「ただいま沙鳥、はいこれ。」 軽く挨拶をしながら会議の後に預かったお届け物を手渡すと、沙鳥は子供のように目を輝かせた。 「わぁーい、誰から?」 「巫さん、知ってる?」 「地下の子だっけ、知ってるよ。 ねぇねぇ、開けても良い?」 そう言いながらもうリボンを解いているんだから、聞いている意味がないというものだ。 わくわくと包みを開けて中を覗き込むと、そこには小さな手紙と、金梅草の形をした砂糖菓子が入っていた。 「おぉー、キンバイソウ?おいしそう…!」 ぱぁあっと顔を明るくさせて、手を洗いにいく沙鳥。どうやら手掴みで食べるらしい。 まぁ、砂糖菓子にフォークやスプーンを使ったりしたら食べにくいだろうし、手掴みでも悪くはないはずだ、しっかり手も洗ってからなわけだし。 「いただきます! 甘~~」 そう言いながら砂糖菓子を片手に、もう一方の手には小さな手紙を持ち、起用にもお茶と砂糖菓子を持ち替えながら手紙を読み進んでいく。 【拝啓 朝霧沙鳥様 お誕生日おめでとうございます。 11月22日は朝霧さんのお誕生日でしたよね、 そこで何かお祝いを差し上げたいなと思い、 11月22日の誕生花、金梅草を模したお菓子を作ってみました。 お菓子作りはあまり得意ではないので、唯の砂糖菓子だし、 大分不恰好だとは思いますが…、 気に入っていただけたのなら光栄の至りでございます。 甘いものが苦手なら、捨てて頂いても構いません。 金梅草の花言葉は品位(人や事物にそなわっている気高さや上品さ) だそうです。朝霧さんにはぴったりかなと思います。 それでは、朝霧さんが良い一日をお過ごしできることを、 お祈りしております。 敬具 巫牙裂紅】 「むー、堅苦しい。」 読み進めるにつれ、沙鳥の顔が難しいものになっていき、最後にはため息をついていた。 彼女が手紙を読み終わる頃には、小さな砂糖菓子はなくなっており、計算して食べたかのようだったが…そんなことはないのだろう。 「まぁ、兎に角!お菓子美味しかったし、誕生日のお祝いもしてもらったんだから気にしない事にしよう!」 数秒前の難しい顔は嘘だったとでも言うように彼女は再びにっこりと笑顔をつくり、砂糖の粉がついた手を洗いにいった。 沙鳥の後姿を見送りながら小さな箱の片づけをする藤司朗は、自分は沙鳥にどんなプレゼントをあげようか、と考えていたそうな・・・。 ◆◇◆◇◆ いつもお世話になっているさとさんにお祝いです。 お誕生日おめでとうございます! (素敵な文を書いているさとさんには到底及びませんが…こんなのでごめんなさい) 沙鳥さんの口調も、藤司朗さんの口調もあやふやで、結局よくわからなくなってしまいました…すみません。 沙鳥さんは何をあげたら良いのか解らなかったのでお菓子にしました…。 実は辛党だったらどうしようって思っているんですが、辛党だったら言ってください。 これからもご迷惑をおかけすると思いますがどうぞよしなになさってください。 ※目を使ったあとは目を休めるか、目薬をさしてくださいね
https://w.atwiki.jp/utapri_shininglive/pages/1536.html
ステータス基本パラメータ 衣装 ボイス 入手方法 備考 コメント ステータス 基本パラメータ 変化前 変化後 【Happy Birthday Cruise】黒崎蘭丸 No. 571 TOTAL DANCE VOCAL ACT 特技 JUST PERFECTのスコア2.8%上昇 レア度 UR Lv50 4739 1691 1971 1077 サブ特技 LIFE60%以上でクリア時+13000スコア 属性 スター MAX 6420 2300 2580 1540 メインスキル スターのVOCALパフォーマンス60%上昇 編集 衣装 ボイス 1 おまえの楽しそうな顔を見てると、おれも嬉しい。なんでもない日でも、そういうのは特別な時間だな。 2 パーティメニューもいいが、手作りの料理で誕生日を祝うってのも悪くねぇかもな。 3 おまえはおれの生きる活力になってる。この先もおれの傍にいろよ。 入手方法 BIRTHDAY撮影(2019/9/29~) 備考 コメント